次郎の貝塚

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壱百満天原サロメお嬢様描いた

ClipStudio で描いた。 だいぶ頑張った。

壱百満天原サロメお嬢様の絵

18時間の成果物。 途中で色塗るのが分からなくなりすぎて力尽きた。 線画は結構いい感じにかけた気がするんだがなぁ。

制作過程

グリザイユ画法で絵を描いてみたの時と同様に制作過程を記録する。

もともとはグリザイユ画法と同じ方法で書こうとした。 でも今回は壱百満天原サロメの二次創作なのでキャラクター元の絵がすでに存在する。 よって色も決まってる状態なので、グレースケールから色を乗せる方法で元の色彩に近づけるのが難しくて挫折した。 途中まで塗ったのはボツにして、今までと同じように色相ありで色を塗る方針に切り替えた。

ラフ

いつものごとく、かなり大雑把なラフ。 丸しか描いてない状態から、余計な線を消しつつ下書きに昇格しようとした名残で、下書きとラフが混在してる。 バックアップを取る前にここまで書き込んでしまった。

ラフ

下書き

ビャーっと書き込んだ。 1回で線を引こうとせずに、線をひたすら重ねて、汚くなったら消しゴムで消して整えるのを繰り返す。

レイヤーはほとんど分けない。拡声器とサロメ嬢の2レイヤーのみ。 なんで拡声器を持っているかというと、ちょうど絶体絶命都市の配信をしているから。 何かしら小物を取り入れたかった。 どうせなら服も合わせにいくべきだったかもしれない。

下書き

ペン入れ

グリザイユ画法で絵を描いてみたときの反省を踏まえて、ちゃんとペン入れした。 結構いい感じに描けた気がしてるんだけれど、これが今回やりたかった着彩と相性良くない気がしている。

ペン入れした絵

着色(ボツ)

グレースケールで塗ってから乗算で色を落とし、オーバーレイで彩度を調整する方法をやってた。 が、オーバーレイで彩度を調整しようとすると影の濃さにどうしても違和感がでてしまった。

ダークな雰囲気でこれはこれで好きなんだけれど、今回描きたかったモノとは違う。 やむなくボツにして下塗りからやり直すことにした。

着彩した絵。でも没

下塗り

ベースの色を塗る。 背景は壱百満天原サロメお嬢様の配信動画の背景を再現した。 ベース色は公式イラストの色をスポイトで拾って使用。

下塗り

影+ハイライト

影とハイライトをつけた絵

ひたすら描き込む

髪や目に描き込んでる段階で力尽きた。 参考にしていた着彩動画のイメージにどうしても近づけなかった。

サロメ嬢のイラストの Twitter タグがあることは把握しているけれど、 途中で力尽きてしまったイラストにタグを付けるのは忍びなかったのでタグは付けなかった。

完成

所感

今回途中まで普通に色を塗ってから、最後にひたすら描き込んで厚塗りチックにする塗り方を試したかった。 が、この手法だと多分あんまり線画の書き込みをしないほうが良い。

線画はあっさりめにとどめて、色を落とす段階でひたすら書き込むほうが調整しやすい感ある。 今回髪の色を塗るときに線画の黒線に影の流れが引っ張られて、思う通りに影を表現できなかったのが反省点。

特に、線画だけかく時はそれっぽく線を引くだけでそれっぽく見えてしまうのが逆に良くない。 色を塗る時にそれっぽく引いた線が邪魔をしてしまって悩ましかった。

次はこの反省を踏まえて、線画はあっさりめ、色塗りフェーズでとにかく書き込むのを意識する。

見直すと目つきが鋭くなってしまったのも反省点。 もう少し柔らかく目を表現できるようにならねば。 あと目を描き込むのがすごい苦手で、この辺もより良くしたい。

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